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2009.03.25(Wed):素敵SSv
えへっv また貰ってまいりました、素敵なお話ww
『こまどタイム』 の コマド様 より 5000超え記念フリー戴いてまいりましたv 

可愛いですv ほんとにこの言葉以外思いつかない自分のボキャブラリーの無さにガックリしますが、可愛い蓮とキョーコですvvv

桜の花びらのおまじない・・・ キョーコは本当に信じていそうですね~ 桜の精霊・妖精がキョーコには見えているんでしょうねw そして、そんなキョーコこそ妖精に見える男がいると(笑)

コマド様。5000超えおめでとうございますv これからも素敵で可愛いお話生み出していってくださいねw



それにしても"おまじない"かぁ~ そういうものを信じていたピュアな頃が懐かしいですなw (今では汚れきった大人さ!)


それでは続きにてお楽しみ下さいv
【More...】



桜日和


「うっわ~!!キレイ!!キレイですね!!敦賀さん!!」
「うん。そうだね」
ぽかぽかの休日の午後。
敦賀蓮とその恋人、最上キョーコは2人で仲良くお散歩中。
ちょっとした変装をして、近所の公園へ。
休日といっても、世間の休日とは違い、今日は火曜日。
2人が重なった午後からのオフ。
公園には人もほとんどおらず、満開の桜が自分たちだけのためにあるような感覚になる。

「いい天気であったかくって、サイコーですね!!」
「うん」
無邪気に笑うキョーコがかわいくて、蓮はつい見とれてしまう。
淡いピンクの花びらが穏やかな風が吹くたびにひらひらと舞って。
それをキョーコは手で掴もうとしている。
「?キョーコ?何やってるの?」
「花びらを取ろうとしてるんです!!」
ひらひらと舞う花びらを捕まえるのはなかなか大変らしく、キョーコは花びらに遊ばれるようにあっちへ行き、こっちへ行き・・・とふらふらしている。
そんなキョーコはとても可愛いのだけれど。

「あ!!」
「わ!!」
花びらに集中しすぎて足がからまり、キョーコはバランスをくずした。
とっさに蓮はキョーコの小さな身体を受け止める。
「・・・ありがとうございました」
「怪我でもしたらどうするの。花びらなら、ほら君の頭にも乗ってるよ?」
キョーコの身体を抱きとめたまま頭に乗った桜の花びらをつまんで見せた。
「これじゃだめなんですよ」
「ダメって何が?」
「敦賀さん、知らないんですか?おまじないですよ」
「おまじない?」
同じ花びらなのに何が違うのか。女の子の考えることはよく分からない。

「桜の花びらが舞ってる最中にその花びらを片手で採ることができたら、願い事が叶うんです!」
満面の笑みで自信満々に答えるキョーコ。
「・・・・・・・」
「?敦賀さん?」
急に無表情になった蓮を不思議に思い、キョーコは首を傾けた。

「コホン。いや、なんでもないよ」
あまりのキョーコの可愛さに無表情になってしまったなんて言えなくて、蓮は照れ隠しの咳払いをした。
キョーコはさほど気にもせずに、それでですね・・・と続ける。

「せっかくだからお願い事してみようっかなって」
桜を見上げてそう言う。
「ふうん。そのお願い事って誰が叶えてくれるの?」
「え・・・・桜の・・・精とか・・・?」
キョーコらしいその答えに蓮の顔もほころぶ。

「でもさ、日本全国桜は満開で、大勢の人がキョーコみたいに桜で願い事を叶えようとしたら桜の精も大変だね」
つい意地悪でそんなことを言ってみると、キョーコのほっぺがぷうっと膨らんだ。
「敦賀さん!!夢がないですよ!!」
「ふと思ったんだよ」
「思っても言わないでください!!乙女の夢が台無しじゃないですか!!」
むくれて蓮のそばから離れようとするキョーコ。
だが、蓮は後ろを向いたキョーコの身体を片腕で抱きこむ。
「ちょっ・・・離してください!!」
「だめ。はい、こっちおいで」
近くのベンチまでキョーコを片腕で抱えて向かう。
その間キョーコはじたばたと暴れていた。


「あ・・・あの・・・おろしていただけると助かるんですけど・・・・」
「なんで?座り心地悪い?」
「いや、座り心地云々よりも・・・恥ずかしいので・・・」
「誰もいないよ?」
「いないとかそういう問題じゃなくて・・・それにいつ誰が来るかわからないじゃないですか!!」
真っ赤になって講義するが蓮はにこにことするばかりで聞いてくれない。

キョーコは今ベンチに座った蓮の膝の上に座らせられている。
おなかの部分にがっちり絡み付いている腕のせいで、キョーコは蓮の膝の上から降りられない。
「もう!!敦賀さんってば!!!」
「ねえ、キョーコ」
「・・・・聞いてますか?人の話・・・」
「願い事って何?」
「え?」
「さっき言ってたでしょ?花びら捕まえられたら願いが叶うって。キョーコの願い事って何?」
キョーコの肩にあごを乗せながら聞いてくる蓮。

「・・・・・・・えっと・・・」
「何?」
「何って聞かれると・・・」
「考えてなかったの?」
「そういえば・・・花びらを見ておまじないのことを思い出して、ついやってみたくなっただけで願う内容を考えてなかった・・・」
「なにそれ・・・」
ぷっと笑う蓮に、またキョーコはぷくっとほっぺを膨らます。
「いいじゃないですかぁ!」
「うん、や、悪くないよ。可愛い」
「かわ・・・っ・・・何言ってるんですか!!」
「かわいいよ?」
「恥ずかしいからやめてください!!」
クスクスと笑いながら耳まで真っ赤にして恥ずかしがるキョーコをさらにしっかりと腕の中に抱え込み、身体を密着させる。
その腕の強さにキョーコは抜け出すのをあきらめ、おとなしく腕の中に納まった。
蓮はおとなしくなったキョーコの手を自分の手の上に重ねる。
静かで穏やかな時間。

・・・・・幸せだなあ・・・。
このままこの幸せがずっと続くといいなあ・・・。
蓮の暖かな腕の中で、そう思う。

桜の花びらがひらひらと舞う。
それを2人静かに眺める。

「キョーコ。ずっと一緒にいようね」
蓮が静かにそう言った。
「はい」
キョーコも静かに答えた。

ずっとずっと一緒にいられますように。

舞う花びらを眺めながら2人は同じことを願う。

重ねられた2人の手のひらにいつのまにか花びらが乗っていた。


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コマド様の書くお話って本当に可愛くって心の中が"ほんわか"してきますv
コマド様ありがとうございましたww
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