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2009.04.15(Wed):素敵SSv
『白黒王国国政創造推進課』 の 宇宙猫 様から戴いてきました!!素敵なフリーSSvv

「もしも、久遠とキョーコが幼馴染だったら」 という妄想SSです。

久遠が積極的でいいのよ~vv 久遠が幼馴染ならキョーコもピュアなままだったんでしょうねw いや、今でも十分ピュアだけど、怨キョを出すなんて非科学現象なんてものなかったでしょうしねv


宇宙猫様ぁ。素敵なお話ありがとうvv 邪な私の脳内が少しピュアになりましたv
(でも、久遠はかなり強引な奴だったけどねv ←そこが好きvv)
【More...】

「キョーコちゃん。俺と結婚してくれる?」
「うん!いいよ。」
あの頃、彼は女の子みたいに可愛い顔をした幼馴染の男の子だった。


『幼馴染の婚約者 ~やさしいキスをして~』

彼は成長するにつれ、綺麗になって……いつの間にか、世界中の女性がうっとりしてしまうほどカッコよくなった。
そんな彼が、幼いころに一緒に遊んだ公園に私を呼び出して言ったの。
「キョーコちゃん。俺と結婚してくれる?」
今日は私の16の誕生日。
あの日と変わらない笑顔で言った彼。でも、変わってないのは優しい笑顔だけ。
まさか、言わば『イケメン』なんて言われるようになった彼から、『地味ブス』と陰口を言われる自分がそんな風に言われるなんて思ってもなくて、私はぽかんと間抜けな顔をしてしまった。
でも、私はすぐに眉尻を下げて、声をあげて笑ってしまう。
実に、真面目な彼らしい行動だと納得できたから。
「コーン……じゃない…先輩?」
「『先輩』?なに?その呼び方。」
「クラスの子に言われたの。」
「だからって……」
呆れたように言う彼。
「一理あると思わない?確かに、『先輩』だもんね?」
「そんなことより、返事をくれない?」
優しく笑んで、返事を促された。
でも、私が返事を返すわけにはいかないでしょう?だって、そもそもこのセリフってただの『幼馴染』が言われていいものじゃないもの。
「だからね、コーンを『先輩』と呼ぶのと同じ話だと思うの。」
私はくるっと彼に背を向けて言葉を続けた。
「『幼馴染』だからって、私が他の女の子と変わってるところなんてひとつもないのよ。……確かに、他の子より地味だし、口うるさいし、負けず嫌いかもしれないけど?でも、それだけ。だから、『幼馴染』ってことで、私を特別視することなんてないし、子供の頃の約束に義務感を感じて縛られることないわ?」
「………」
「そういう生真面目なところはヒズリ先輩のいいところだけど、あの約束に縛られてたら、本当の『運命の人』を見逃しちゃいますよ?」
私はいたずら感覚で、敬語も混ぜてみたりして、ずっと言おうと思っていたことを言った。
「………君は、」
でも、返ってきた声に笑いはなくて、むしろ暗くて重かった。
「え?」
そんな声に振り向いて、彼の暗い眼差しに射抜かれた瞬間、私は呼吸を忘れた。
「……」
「君は、あの約束に縛られてないって言うの?」
「………え?」
「小さかった俺が、ありったけの願いを込めて言った言葉に……君を縛り続けるために張った罠に、君はかかってなかったと言うの?」
私の幼馴染はなにを言っているのだろう?
あの言葉は、私の大切な『宝物』だ。でも、彼までそれに縛られることはないという意味で私は言ったのに……
私は、彼を傷つけてしまったのだろうか?
「……コーン?違うの…」
「なにが、違うの?君は、俺から放れようとしているんだろう?」
「違うの!」
冷たい眼の彼に近づいて、私はその手を握った。
私が泣いていると、いつもそうしてくれたように、彼が落ち着いてくれればいいと、私はその手をそっと撫でる。
「違うのよ?コーン?私が言っているのは、貴方には幸せになって欲しいってこと。私にとってあの言葉は元気をくれる魔法みたいなもので、とてもとても大切な『宝物』よ。私はコーンが幼馴染で本当に幸せなの。貴方といるだけで嬉しくなる。心がほかほかして幸せになるの。」
「………」
コーンはその眼を見開いて、私を見つめてきた。
「そんな大切な人だから、私はコーンに幸せになってほしいの。小さい頃の優しい約束に縛られなくてもいい。貴方は、貴方の『運命の人』をちゃんと見つけて?」
………私は、見つけたから。
私にとって、貴方がただ一人の『運命の人』。私をずっとずっと幸せにしてくれた大切な人。
結ばれなくても、この先、離れてしまっても。貴方だけ……
そんな私にとって、かけがえもなく大切な人だから。貴方に幸せになってもらいたい。
「……『運命の人』なら、もう見つけてる。」
彼の予想外の言葉に、私は目を丸くした。
「君だよ。キョーコちゃん。」
「………」
また、息ができなくなる。今度は、熱い眼差しに……甘い声に、絡めとられて。
「君しかいない。」
「………」
「さっきの言葉、本当だね?俺といるだけで幸せって言葉。」
酸素不足かしら?ぼんやりとして、上手く考えることができなくなる。
「え…ええ……」
ただ、彼の言葉を肯定するしかない。
「お互いにプロポーズしておいて、肝心な返事がないなんて、間抜けだと思わない?」
『お互いにプロポーズ』?私は、そんなものをしてしまったのだろうか?彼を解放しようと思っていたのに、また、縛ってしまったのだろうか?
「これ以上、返事を引き延ばしたら怒るからね?」
キュラリっ☆と輝く恐い笑顔を向けられて、私の意識は覚醒した。
(ひぃぃっ!?やばいっ!本当に怒られるわ!)
「ちなみに、拒否の言葉にも怒るから?」
………それって、選択肢ないんじゃ?
「じゃ、最後のチャンスだから、よく聞いて?」
急に、いつもの優しい眼差しを向けられてドキリとする。
……私、どうして、いままで平気でいられたのかしら?いつもこの人に、こんな眼差しを向けられて。
………どうして、この眼差しが他の誰かに向けられても平気だなんて思ったのかしら?
きっと、すごくすごく寂しいに決まっているわ。泣いてしまうくらいに。
「キョーコちゃん。」
名前を呼ばれただけで、また胸が跳ねた。
「俺と、結婚してくれる?」
ああ。頬が熱い。
「はい。」
そう微笑んだ次の瞬間には、優しいキスの嵐にのまれていた。

彼は、私の大切な幼馴染。
そして、大切な婚約者でもある。
キスのなか、大好きな歌を口ずさみたくなった。


この出会いにやさしいキスを――これが、運命なら


end
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宇宙猫様素敵なSSありがとうございましたv
本誌の蓮もこれくらい積極的になって欲しいな~
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