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2009.05.15(Fri):素敵SSv
『RAINBOW CRYSTAL』Evany様 から ブログ開設1年記念のフリーSSを戴いて参りましたvv

それもキョコverと蓮verの2つもvv
なのでUPも2回に分けて掲載いたします。

私がEvany様のブログを知ったのが、去年の8月頃で、スキビ二次にはまったばかりの頃でした。
その時から素敵なお話がたくさんあって、まだ、コメントするのが恥ずかしかった私ですが、だんだんコメントせずにはいられなくなって(笑) コメをしだしたんですよね~。

そして、それは今でもv そして、きっとこれからもww

Evany様ブログ開設1年おめでとうございます!!
これからもどんどん素敵なお話を書いてくださいねvv

それでは続きにて素敵なSSをお楽しみくださいvv

【More...】


「最上さん、スタジオの近くの喫茶店に美味しいケーキがあるんだって。行ってみない?」
「ええ、いいんですか!? 行きます!」
「じゃ、俺、会社に用があるから。蓮、頑張れよ!」

社さんを見送り、喫茶店に向かう私たち。




【Cherry Kiss】 -Side K-




「どれにしよう、迷っちゃう…。敦賀さんは何にします?」
「君と同じもので構わないよ。喉を通れば何でも同じだし。」
「またそんな事を言う…駄目です!自分の意思をしっかり持って頼まないと!」
「はいはい、じゃ…ちゃんと選ぼうかな。へぇ、結構種類があるんだね。」

そう言って敦賀さんはメニューに目を落とす。
意地でも頼ませないと、適当にアイスコーヒーを注文しそうだし。
メニューを見ても、アイスコーヒーになりそうだけど。

ああ、どうしよう…ケーキは決まったけど、美味しそうなジュースがいっぱい…。

「まぁそんなこと言いながら、私もケーキしか決まって無いんですけどね。
飲み物は…フレッシュライチジュースかフレッシュチェリージュース、どっちがいいかな…。」

「…決めたよ。最上さんも決まった?」

うー迷うわ。でも頼みたいケーキは色が地味だから、色のついてるチェリージュースにしよう。

「はい。」
「じゃ、オーダーしようか。」

敦賀さんが手を上げ、ウェイターがやって来る。

「最上さんからどうぞ。」
「あ、はい。えっと、この黒イチジクのタルトとフレッシュチェリージュースをお願いします。」
「俺はフレッシュライチジュースをお願いします。」
「え!? 敦賀さん、アイスコーヒーを頼むかと思ってました。」
「たまにはこういうのも飲んでみたいと思ったんだよ。」
「そうなんですか~。」

しばらくして、注文の品が届く。

「うわ~美味しそう…。どうしよう…食べるのが勿体無い~。」
「ほらほら、最上さん、早く食べないと休憩時間が無くなっちゃうよ?」
「あ、はい…。では、いただきます♪……あ、このジュースも美味しい♪」

うん、外が暑いから、喉を通る冷たさが心地いい。
敦賀さんを見ると、ライチジュースも美味しそう。
どうしよう、やっぱり飲んでみたいな…。失礼を承知でお願いしようかな。

「最上さん、どうかした?」
「あ、あの…、ライチジュースを一口飲んでみたいのですけど…いいですか?」
「うん、いいよ。どうぞ。」

敦賀さんが乳白色の果肉の入ったグラスを手渡してきた。
早く飲んで返さないと、敦賀さんも飲めないわよね。そう思って口元に近付ける。


しまった!!


モー子さんと一緒に喫茶店に寄った時の癖で、つい飲みたいとか言っちゃった!
モー子さんは友達だけど…その…敦賀さんは…男性で…。

敦賀さんのジュースにはストローが付いていた。
えっと…自分のジュースのストローを抜いて利用するのって、今からじゃ不審極まりないわよ。


けれど、これに口をつけるとその…、き、キスとやらをする事になってしまう訳でありまして、と言っても間接なのですがそれってそそそのあのののっ…!!


ええい!


手の中のグラスに直接口を付けてジュースを飲む。
気もそぞろで飲んだので、ライチの味はいまいちよくわからなかった…。

「美味しかったです。ありがとうございました。」
「…どういたしまして。……はぁ…。」

敦賀さんが小さく溜め息を漏らした。

ええっ私、緊張して飲みすぎた!? そんなに減らしてないけど…!
もしかして、グラスに直接口をつけて飲むなんて、はしたない事したから?

急いでグラスに移った口紅を拭き取って、敦賀さんにグラスを返す。
グラスを受け取った敦賀さんが頭を机に突っ伏す。

どうしよう…更に敦賀さんのご機嫌を損ねてしまったわ…。
困った…大魔王が降臨する前に、ご機嫌をとらないと…!

「敦賀さんも私のチェリージュース、如何ですか!?」

私は敦賀さんの怒りを鎮めてもらうべくグラスを渡す。

あっ慌てて渡しちゃったからストローが付いたまま…!しかも、ストローに口紅が!
まぁ、男の人なんだし、私が敦賀さんのジュースを飲んだ時みたいに直接飲むわよ。

敦賀さんの一挙手一投足を見逃すまいと、息をつめて見つめる。


敦賀さんがグラスを持ち上げ、私の…す、ストローに口を付けてジュースをお飲みに…! ひぃゃぁぁあ!!!


薄紅色の液体が透明の細い管の中を通り、敦賀さんの咥内に流れ込んでいく。


「ごちそうさま。美味しかったよ。」


「あ、はい…。」

そしてそのまま何事も無かったかのように返された。

なんだ、間接キスとか焦ってたのは私だけなのね……。
うん、気にしちゃ駄目。敦賀さんは何も気付いてないんだから……。

返されたグラスにチェリージュースは半分以上残っている。

どうしよう…残すと変に思われちゃうわよね。

何だか私だけ意識しちゃって……馬鹿みたい。
敦賀さんは私の事…気にも留めてないんだ…。
男の人に渡すみたいに気軽にジュースを渡して…女性として意識してないから、躊躇なく私のジュースを飲んで……。

いいわよ、そっちがその気なら、飲んでやろうじゃない!

意を決して、敦賀さんが口を付けたあとのジュースを飲む。

気にしちゃダメ、気にしない…これは間接キスなんかじゃないじゃないじゃない……。

頑張って飲みきって顔を上げると、神々スマイル全開の敦賀さんがそこに居た。
目が眩んで一瞬目を閉じると、似非紳士スマイルの敦賀さんが。
……神々しかったのは気のせい?

「俺と君、間接キスしちゃったね。照れるな…そんなに必死にキスされると。」

解ってて、わざと飲んだのね!

敦賀さんの天然イヂメッコぉぉぉ!!


**********

Two years later...

「ただいま。」
「お帰りなさい~。」
「今日スタッフからサクランボを貰ったから一緒に食べよう。」

瑞々しい緋色の果実を味わう。うん、甘酸っぱくて美味しい♪

「ねぇキョーコ、サクランボのヘタを、口の中で結べる?」
「何ですかそれ?」

敦賀さ…蓮が食べ終わったサクランボのヘタを口の中に放り込んでしばらくすると、結ばれたヘタが舌の上に乗っていた。

「こういう事。」
「すごいですね!どうやったらこんな風に出来るの!?」
「きっとキョーコも俺と同じように出来るよ?」
「へ?どうしてですか?」
「だって、俺といっぱいキスをしているんだから。」

何の事?と考えていたら『サクランボのヘタを、口の中で手を使わずに結べるとキスが巧いんだって』と囁かれ、その意味に気がついて……一気に躯が熱くなる。

「ねぇ、サクランボとキスって言ったらさ、二年前を思い出すね。」
「う…。そう言えばそんな事もありましたね…。」

か、考えないようにしてたのにぃ~。やっぱり、れ、蓮は天然イヂメッコよぉぉぉ!!

「あの時のキョーコの顔、赤くなったり青くなったり…可愛かったなぁ…。」

言いながら蓮がこちらを熱く見つめてくるのを合図に目を閉じる。
唇が重なり、深く口付け、その感覚に酔いしれた。

「ん…ふぅ…。」


「ごちそうさま。美味しかったよ。」


2009.5.8 Evany

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蓮vreもお楽しみくださいませ~vv

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